1月20日に開催した「マタニティエクササイズ&フォトセッション」のご報告です!
マタニティエクササイズと撮影会のコラボという新しい試みでしたが、寒い寒い中、「ビビビっ」ときた3名の妊婦さんにご参加いただきました。
こちらのイベントはNPO法人マドレボニータのチャリティイベントにもなっていまして、今回の収益の一部に主催者の気持ちものせて6,000円を「マドレ基金」に寄付いたしました。
前半はエクササイズ!
こちらがエクササイズを担当した白石あすかさん。通称スライス先生(「しらいし」がなまって「スライス」ね)。NPO法人マドレボニータ認定産後セルフケアインストラクターです。
マドレボニータのインストラクターの中でもエクササイズがハードと定評があるだけあって、序盤からバンバン飛ばしていました!妊婦さんでも腹筋以外は産後の人と同じようにできるとのこと(もちろん、医師から運動OKが出ている人に限ります)。
どんどん息が上がり、ほおが赤らんでいく参加者のみなさん。「天然チーク入ってますね〜」とはスライス先生、うまいこと言ってくれました。
小一時間のエクササイズは徐々にクールダウン。最後に骨格調整のセルフケアを習っておしまいです。
みなさん、お疲れさまでした!
後半はフォトセッションタイム!
休憩をはさんでいよいよフォトセッションタイム。
予定日が春先という方だったので、ほんのり大きくなってきたという感じのお腹。
一般的なマタニティフォトというと臨月間近の大きなお腹で撮ることが多いですよね。まだこのくらいのときは「写真を撮ろう」とはなかなか思わないものですが、こうして撮りに来てくださってうれしかったです。
ぜひまた出産前にもう一度お写真を撮っておいてほしいなと思います。「あの時と比べてこんなにお腹大きくなったんだー!」と感動だと思いますよ。
続いての妊婦さんも春先が予定日という方。まずはエコー写真と一緒に撮りました。
何枚か持ってきていたエコー写真の中で、妊娠がわかったときのものを選んでいらっしゃいましたよ。
マタニティフォト用のガーランドとプロップスをご用意していました。最初はご自身で持って撮っていたのですが、いつのまにかこんなことに!
実は私の背後に大きな鏡を置き、みなさんそれを見ながら自ら構図やポーズをチェックしていました!「手はもっと上ね」「もうちょい左だね」と会話が飛び交う楽しい雰囲気の現場でしたよ。上の写真のメイキング写真がこちら。
3人目の方は、3月頭が予定日。マドレTシャツ(「LIVE YOUR LIFE」と書いてあります)とバランスボールで撮りました。
花冠は100円ショップの造花を組み合わせた私の手作り。よーく見るとボロが出るのですが、花冠ひとつあるだけで一気に華やかさが出るので持っていって正解でした。マタニティフォトと花冠ってとても相性がいいですね。
まんまるお腹のアップもお撮りしました。
最後に集合写真を撮りました!
私が加わったバージョンも載せておきます♪
参加してくださった皆さん、ありがとうございました!!
節目節目で依頼して写真を撮ることが当たり前な世の中に!
ほんとうに楽しくてあっという間の2時間でした。参加者の皆さんにも「たのしかった!」「マタニティフォトをちゃんと撮ろうとするとびっくりするお値段。エクササイズも込みでこの値段で撮れるならお得だよね!」「もっと他の妊婦さんにも知ってもらいたいね!」という声をいただき、そうそう!!とぶんぶんうなずいていました。
「フォトグラファーに写真を撮ってもらう」ことに対して、まだまだ特別感があるのが現状です。そんなところにわざわざお金をかけるの? というのと、そもそもわざわざ写真に残す必要がある? というのと、その引っかかりには段階があると思っています。それは自分自身の経験から。
私はフォトグラファーとして活動している以上、すべての人にとって節目節目で依頼して写真を撮ることが当たり前な世の中にしていきたいです。一年に一度と言わず、半年に一度、いや、3ヶ月に一度、季節ごとに。ちょうど美容院に通うくらいの感覚で浸透していったらいいな。
髪を切るのも家で自分たちで切ろうと思えばできなくはないけれど、道具を揃えたり、場所の準備や切った後の掃除が大変ですよね。それに美容師さんが切るように上手には切れません。美容院なら、まずよっぽどの所でない限りキレイに仕上げてくれるし、丁寧にシャンプーしてくれて、雑誌やお茶まで出してくれる、気の合う美容師さんとの会話はたのしいし、リラックスできてその時間自体が癒しです。だから、多少の金額は払っても美容院へいきます。
写真撮影もそれに似たところがあると思っています。
いい写真を撮るために機材をそろえるとなるとかなりの出費になります。スマホでも撮れなくはないけど、やはり一眼の仕上がりには勝てません。プロのフォトグラファーなら機材はもちろん、場所の設定や光の読み方など、いい写真にするための技術を常に磨いていますので一定のクオリティは確保できるはず(美容師さんと違って資格職ではないので、写真のクオリティはお客さん自身が判断しないといけないところが難しいですが)。
そして、美容院へ行くこと自体が癒しになるように、写真撮影の時間自体が楽しくてひとつのイベントのような感覚で使ってもらえたらいいな。
そのために、「写真を撮ってもらう」ことへのハードルが少しでも下がるキッカケとして、これからも「○○+撮影」のコラボイベントをやっていきたいです。